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無酸素運動をいくら続けても痩せにくい理由

2020年07月22日

ダイエットをするなら、無酸素運動よりも有酸素運動をしたほうが効果的だといわれています。なぜ無酸素運動では、効率よく痩せることが出来ないのでしょうか。その理由は、脂肪を分解する酵素リパーゼが、活性化されるタイミングにあります。

体型維持のために運動をする場合、食事から摂取したカロリーを運動によってしっかりと消費することができれば、それだけで十分に効果を得ることができるでしょう。しかしすでに体に付いてしまった脂肪を減らし、体重を減少させるためには、脂肪分を分解しなくてはなりません。そのためには脂肪を分解する酵素であるリパーゼを、活性化しなければならないのです。

運動をスタートすると、体は活動を維持するためにエネルギーを必要とし始めます。そしてそのエネルギーを引き出すためにリパーゼを活性化させ、脂肪の分解と燃焼を促進するようになるのです。リパーゼは運動開始20分後から、活性化し始めるといわれています。

無酸素運動は筋力を鍛えるトレーニングであり、あまり長時間行うことはできません。ジムなどで筋力トレーニングをする場合、通常はインターバルを入れ、短時間の運動を繰り返すことになります。リパーゼは運動を始めて20分後から活性化しますので、短距離走などの無酸素運動では、なかなか脂肪を燃焼できないということになるのです。

ジョギングやウォーキング、ヨガなどは有酸素運動であり、ある程度長時間続けることができます。リパーゼを活性化することができるため、脂肪や体重を減少させたい時に、最適な運動方法だといえるでしょう。有酸素運動は体に負担がかかりにくいため、自分のペースで無理なく続けられる、というメリットも持っています。ジョギングやヨガを自分のペースで続けていけば、ハードなトレーニングをしなくても、脂肪の燃焼させていくことができるのです。

脂肪を燃焼させる、という観点では有酸素運動がもっともダイエットに適しているといえますが、無酸素運動にも大きなメリットがあります。ジム等で筋力トレーニングをしたり、短距離走をするといった無酸素運動には、筋力を鍛え成長ホルモンの分泌を促す効果があるのです。

筋肉はエネルギーを消費しやすいという特徴を持っていますので、筋肉量が多い人は基礎代謝が高くなるとされています。つまりしっかりと筋肉を鍛えておけば、肥満になりにくいエネルギー代謝の良い体を作ることができるのです。無酸素運動によって分泌される成長ホルモンには、脂質の代謝を促す作用や、コレステロール値を下げる働きがあります。

効率よくダイエットをするのなら、無酸素運動を適度に取り入れつつ、有酸素運動を継続していくのが一番だといえるでしょう。無酸素運動の効果で体の筋肉量を増やして痩せにくい体質を作りながら、有酸素運動で脂肪分を燃焼させていく、という形です。2つの運動をバランスよく取り入れてダイエットを実行すれば、理想的な結果を得ることができるでしょう。